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欲しかったのに見つからなかった小畑表紙の「人間失格」を近所の本屋で見つけてしまったので記念にと買う。
松ケン表紙の「人間失格」があるというのに。最近読み終えたばかりというのに。
そんなこんなで我が家には「人間失格」が2冊もあります。
衝撃だった。
人によって、なんて愚かなんだとか自分はこうはなるまいとか同情するわとか気持ちわからなくもないとか、きっといろんな感情が生まれて来る本なのだろうと思った。
この本を読んでなにかしら感じることがきっと大事なんだろうなと、ぼんやりとそんなことを思いました。
めちゃくちゃ悩み過ぎじゃないのとか自分勝手すぎるとか思いつつも、少なからず自分も共通しているところはあるんじゃないかと思ったからずんずん読めて惹かれたのかもしれません。
葉蔵って弱過ぎる人間で確かに落ちぶれてはいくんだけれど、果たしてほんとうに人間失格なんだろうか。
人間とは、人生とは一体なんだろうと、答えなんて分からないようなことまで考えさせられてしまった。
たぶん、何年か先に読んだら見方が変わるかもしれない。そんな本。
一呼吸置いて、また熟読したくなる本。
きっと何年先も読んで行くだろう本、だと思う。2冊もあるし。
難しそうだからと敬遠していた文学だけれど、太宰の小説ってなんて読みやすいんだろうと、およそ60年も前にあった小説だとは思えないほど洗練されていて古くささがまったくない文章にちょっとした感動があったので、他の作品も読んでみようかしら。
もの凄く重く壮絶な人生、人間の感情の深いところをリアルに描いているのに、淡々と語られる文章、このバランス!なんてバランス!素晴らしい。
女を口説く時に「キスしてやろうか?」っていう台詞がちょいちょい出て来るのだが、映画のキャストを知ってから読んだため脳内では斗真がその台詞をしゃべっていて照れる。
あと、「脚絆」と書いて「レギンス」と読むらしく、この言葉はこの時代からあったのか〜、へぇ〜と感心した。
時代は回るなぁとレギンスにしみじみ思う。
わたしは未だに慣れなくてスパッツ呼びだけれど。(いちいち直されるのが内心なんだかなぁと思ったりする…ほっといて!)
あと、読んでみたいと思っていたカフカの「変身」を買った。
松ケン表紙がかっこよかったので…ミーハ−丸出しです。
きっかけって大事!表紙ってちょっと大事!
あと、またもやマンガの最新刊を先輩に譲って頂いてごきげんですわ。「とめはねっ!」

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